ってことで小動物達との熱いバトルも終わり



やってきました富士スピードウェイ!!






サーキットは鈴鹿サーキット等見るのは初めてじゃないんですが


本場のサーキットを走るのはもちろん初めて!!




心弾ませながら受付を済ませピットへ入ります。




それにしても・・・



まだ朝の5時過ぎだというのに



既に物凄い人数がいます。




所狭しとテントが建てられ



バーベキューやら鍋やらで盛り上がっております。



うわー楽しそう(゜Д゜)



今回はそんな重装備で来たわけではないのでバーベキューの用意はしていません。。。残念





とりあえず先に入っている先輩の元へ


ピットの端の方だが中々いい場所です。




ってか



寒!



暖の取れるクリスタルルームは既に人で一杯になっており足の踏み場も無い



仕方なくピットルームで


南極のペンギンよろしく


みんなで寄り添って暖を取るしかない。



ルールブックにも「エスキモー並みの製品を推奨」とありますが


冗談じゃなくエベレスト登頂級の装備がいいです。


アルミの防寒具と毛布の組み合わせが最強じゃないだろうか?

結構多かったです>アルミのブランケット



もちろんこんな良い物持ってる訳も無く



ガクガクぶるぶるしながら日の出を拝む


あれ、目から水が・・・(つд`)寒い・・・




しかし、ここまでくれば後ちょっとスタートを待つだけです。



暫く待つとコースが開く・・・



するとどこからともなくワラワラと人がw


凄いコスプレの人から綺麗なおねーさんまで・・・


もう欽ちゃんの仮装大賞なんて目じゃないね



路面凍結してる所をすっ転びそうになりながら写真撮影





ホントいい天気でよかった・・・


去年は雨だったっぽいから地獄を想像してたんですが


今年は晴れて良かった。ほんと。



なのに



なんなんだこの寒さは




ってことで人もぞろぞろ集合してスタートを迎えました。



順番はトランプで決めて僕は7番目



もの凄い人数の中自転車レーススタート!



ホントスタートは地獄のような光景です。



テレビでよく見る中国の自転車通勤の光景がそこにはあります。



しかし本当の地獄はスタートなんかじゃなくコースにあった。




1台の自転車を交代で乗るのですが、大体一人一週10分〜20分



まずいきなりの難所は第一コーナー



ここはマジでやばいです。



転倒率NO.1のポイント


ウチのメンバーも何人もやられました。



まずホームストレートは緩やかな下りのためのんびり漕ぐだけでも


多分40キロ以上でます。



しかし、道幅が広いのと、みんな同じような速度のためスピード感が分からず


そのまま第一コーナーへ




ココってかなり重要なポイントだと思うんですが


コース取りがかなり大事



まず何に気をつけなければいけないか、それは




みんな、レースに対する思惑が違うってこと



命がけで一位を狙うプロ集団から、


とりあえず記念受験的なチーム、


2週目走っててそんなに頑張れない人、


小さなお子さん、

コスプレが凄すぎて物凄いドライバーの体積、体重が増えている人等等



そんな人たちがそれぞれの思惑を持って第一コーナーに突っ込みます。



In-In-Inで突っ込んでる人もいれば


Out-In-Outで美しいコーナリング(あんた車体傾き過ぎてるよ)な人もいます。



周りを見渡し最適なコースを見つけないとホント危険です。



え?危なくなったらブレーキをかければいいじゃないか?って




そう思っていた時期が僕にもありました。



もちろんブレーキをかけるのは大事です。


ぶつかる前に予測してスピードを落としておく、これかなり大事



しかし、それが出来るのもコーナーに入る手前まで



実際僕は完全にオーバースピード(自分が制御出来るという意味で)で突っ込んでしまい


半泣きになりながらブレーキをかけようと思ったんですが


あまりの速度に車体がブルブルと揺れてやがる。




やっぱホームセンターで買ったチャリは車軸がもろいのかなぁ・・・


等と走馬灯のように思い出しながら




これ、ブレーキかけたら絶対転ぶよね?(つд`;)




マジでどの操作誤っても硬いコンクリートとディープキスは避けられない状態のままコーナーを曲がる。


もちろん曲がった後もスピードは上がり続ける。



ひぃぃぃ(゜Д゜)




ジェットコースターが楽しいのは絶対に落ちないって分かっているからでうんぬんかんぬん



下り坂を追え放心状態になっていると後は上り坂




え?なにこれ?



上り坂ってこんな苦しかったっけ?(´д`)



軽い下りと昇りを繰り返しながら



最後の昇りの坂道へ



一目見て



立ち漕ぎ?なにそれw?


みたいな


強風が吹き降ろしており押して昇るのも一苦労


※押しながらこけてる人を何人も見ました


あのポン太の実家(佐那河内)への坂道が可愛く見えてくる程の坂




もうダメだ。


死ぬ。死んでしまう。



命からがら坂を上りきり先輩に電話。



ハァハァハァ・・・



後ホームストレートだけです(´д`)



おぉ、ドライバーチェンジか?!



・・・



もう一周行きます(゜Д゜)




言わなきゃよかった、こんなこと



ほんと2週目は覚えてない。



がむしゃらだったのは確か




帰ってきた僕は次の人に交代しご飯を食べてクリスタルルームで休むことに



暖かい部屋に着くなり泥のように寝てしまった僕、



小一時間程してtomi先輩に起こされた。



こんな所で寝てたんや。

みんな探してたで。



え?そうなんですか?


ムクッと起きる僕。


ちょっと寝て疲れが大分取れたが、やはりそれでも死ぬほど眠い


んーーーっと伸びをして身体を目覚めさせようと立ち上がる僕



そこへすかさず滑り込むtomi先輩



ニヤニヤ(゜∀゜)



く、こいつ(゜Д゜メ)





その後はみんなの応援をしつつマッタリとゴールを迎える。


昼間は少し暖かかったがやはり夕方になると体の芯から冷えてくる。




15時半頃に長かった戦いも終わりを迎える。


最後は後輩がチェッカーフラグを受け取り感動のゴール



最終的な順位は534位/1000位?で半分より下だったが

ホントみんな死にもの狂いで走ってくれたと思う。




今回のレースでは


ママチャリが大破したり


負傷者が出たり・・・


課題が多く残るママチャリグランプリになってしまいました





課題が残ったということはリベンジのし甲斐があるってことです!!




安全面や環境面にもっと力を入れればもっと楽しくいい結果が残せるんじゃないかな?


来年は100位以内を目指します!!



戦も終え、東京まで帰ってきた僕ら


料金の精算と後片付けを終えみんな後は帰るだけです。


みなさんホントお疲れ様でした。



楽しく終えることが出来たのもみんなが楽しんで参加したからだと思います。


僕はホントに楽しかった。後は疲れた体を労わってやりた・・・


ブゥゥゥン・・・ブゥゥゥン・・・ブゥゥゥン・・・


携帯が鳴ってる



剛田武からだ。



おい、早く呑みに来い



そうだった。今日はこの後呑み会



僕の過酷なレースは終わりそうにない・・・



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とりあえず来年に持って行きたいもの覚書!!
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防寒用具

テント

BBQセット

毛布もう2,3枚

間違いなく晴れ男(女)!